【06月05日 KOREA WAVE】電子足輪を破壊し、車で逃走した特別強姦容疑者を警察が執念の追跡の末に逮捕する様子を捉えた映像がこのほど、YouTubeチャンネル「大韓民国警察庁」で公開された。 映像によると、警察は「特別強姦容疑者が自宅で電子足輪を破壊して逃げた」との通報を受け、指名手配車両の検索システムで容疑者の車両の位置を把握し、現場に急行した。 警察は繰り返し停止を求めたが、容疑者は中央線を越えたり逆走したりしながら逃走を続け、歩道に突っ込むなどした。途中、パトカーのドライブレコーダーが時速115キロを記録するほどスピードを出していた。 やがて容疑者の車はUターンして一方通行の道路に進入。逆走して信号待ちの車に衝突した後も、容疑者は窓から飛び出して逃げ続けた。 警察官もパトカーから降りて追跡を開始。現場近くの山道の入り口で無事に取り押さえた。 容疑者を捕まえた忠清北道(チュンチョンブクド)の鎮川(チンチョン)警察署のチャン・ジヒョン巡査は「頭で考える前に体が動いた。絶対に捕まえなければという思いだけだった」と語った。 多くのネットユーザーからは「映画よりスリリングな追跡劇だ。警察官がけがをしなくてよかった」「ぜひ昇進してほしい」「どうせ捕まるのに、なぜ警察を苦労させるのか」といった反応が寄せられた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News