酒を飲んだ状態で車を運転し、乗用車に衝突して4人にけがをさせたうえ、通報せずにその場から立ち去ったとして逮捕された米海兵隊員の男が、ひき逃げなどの罪で起訴されました。 起訴されたのは、米海兵隊上等兵のアイヴァン・ガルシアマルティネス被告20歳です。 起訴状などによりますと、ガルシアマルティネス被告は、先月25日、那覇市安謝の高架橋付近で、酒を飲んだ状態で乗用車を運転し、道路に設置されていたクッションドラムに衝突したということです。 その後、前を走る乗用車に衝突して乗っていた4人にけがをさせ、通報や救護をせずにその場を立ち去ったとして、ひき逃げと過失運転傷害などの罪に問われています。 乗用車に乗っていた小学5年生の児童は、胸の骨を折る重傷を負いました。 警察によりますとガルシアマルティネス被告は当時、「事故を起こしたのは間違いないが、救護しなかったわけではない」と容疑を一部否認していました。