イラン、イスラエルのスパイで有罪の男を処刑

【AFP=時事】イスラエルとイランの武力衝突が激化する中、イランの司法当局は16日、2023年に逮捕され、イスラエルの対外特務機関モサドのスパイとして有罪判決を受けた男を処刑したと発表した。 司法府の公式ニュースサイト「ミザン・オンライン」は、「地上における腐敗と『モハレベ』(神に対する戦争)の罪で有罪判決を受けたモサドの工作員エスマイル・フェクリが、すべての刑事手続きを経た上で処刑された」と伝えた。 イランのタスニム通信によると、ゴラームホセイン・モフセニ・エジェイ司法長官は16日、イスラエルと協力した者に対し、迅速な裁判を行うと宣言。「シオニスト政権と関係を持ち、協力したとして逮捕された場合、その裁判と処罰は法に則り、戦時下という状況を踏まえつつ迅速に実施され、公表されるべきだ」と述べた。 イランメディアは15日、テヘラン西方のアルボルズ州でモサドとの関係が疑われる2人が警察に逮捕されたと報じた。 一方、同日、イスラエルはイランの情報機関のために働いていた疑いのある市民2人を逮捕したと発表した。【翻訳編集】 AFPBB News

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