マクレガー、ナイトクラブで男を暴行しKO!逮捕の可能性、大統領選へ立候補に暗雲

UFC二階級制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)が、スペイン・イビサ島のナイトクラブで、パーティ客を殴りつけ”KO”してしまう動画が拡散している。マクレガーは母国の大統領選に立候補することを表明しており、今回の件が影響する可能性もある。 マクレガーは現在、地中海のナイトクラブの聖地イビサ島に滞在。17日(現地時間)の明け方、満員の高級クラブでダンスに興じていた。 ザ・サン誌が最初に報じた映像によると、マクレガーはフロアの中央、一段高い場所から、下にいる男性と会話している。マクレガーは腰をかがめ聞いていたが、突然激高。左のパンチで男性を殴りつけると、1発目はうまく当たらなかったが、続く2発目がヒットし、男性は崩れ、群衆の中に倒れた。 現地にいた人の話だと「ボウリングのピンが倒れるように、5人ほどぶつかり倒れた」とのこと。 その後報道によると、マクレガーは駆け付けた周囲の人によって守られた。男性は仲間と共に警備員に連行され、クラブに再度入ることは無かったと言う。この様子から、男性が武器を所持していたなど、正当防衛の可能性があるという意見もある。 現時点では、マクレガー陣営やスペインの法執行機関から、法的措置の可能性に関する公式声明は出ていない。しかし、映像はすでに広く拡散しており、無視できなくなる可能性があると複数のメディアが見解を出している。 マクレガーは23年頃から、25年のアイルランド大統領選に立候補すると公言しており、3月にはSNS等で表明。反移民の立場を打ち出して選挙戦に臨むとしている。 アイルランド大統領選は今年の11月11日までに実施されることになっているが、今回の件が刑事事件となれば、大統領選に影響を及ぼすだろう。 もっともマクレガーは、18年のUFC選手バス襲撃事件に始まり、19年にはパブで自身のブランドのウイスキーを断った年配男性への殴打、20年の性的暴行疑惑など、暴力事件・疑惑にはいとまがない。SNSでは「がっかりだ」「またやったのか」と失望の連続だとの声が多い。 大統領選に向けヒゲを剃るなどイメージ変更を行っているマクレガーが、行動には反映されていないようだ。

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