福島県いわき市の警察署わきで、酒気帯び運転の車が追突事故を起こし、警察署に出頭した運転手の男が現行犯逮捕されました。 20日、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、いわき市植田町の会社員の男(49)です。 警察によりますと、男は20日午前5時半ごろ、いわき市植田町にあるいわき南警察署わきの市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑いが持たれています。男は、警察署わきの交差点で停止していた乗用車に追突する事故を起こして、警察署に出頭し、呼気検査で酒気帯び運転が発覚しました。男は、容疑を認めているということです。 男は出勤途中だったということで、警察が飲酒した時間や場所など、経緯について、捜査しています。 ◇福島県内では今年1月22日、JR郡山駅前で、大阪から来た受験生の女性が飲酒運転の車にはねられ死亡する事故があり、県警が毎月、事故が起きた22日に取締りを強化するなど、飲酒運転根絶へ向けた取り組みが行われています。しかし、郡山市の事故以降も、飲酒運転は後を絶ちません。