フジ山本賢太アナをオンラインカジノ賭博容疑で書類送検 「違法ではないと考えていた」

オンラインカジノで賭博をしたとして、警視庁保安課は24日、単純賭博の疑いで、フジテレビ社員の山本賢太アナウンサー(27)=東京都品川区=を書類送検した。容疑を認めている。昨年2~7月の間に約1250万円を賭けて約400万円の損失を出したとみられ、同課は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。 同課によると、山本アナウンサーは「動画配信サイトやテレビで広告が流れており、オンラインカジノサイトにも『認証を得ている』と記載されていたことから、違法ではないと考えていた」と話しているという。オンラインカジノは海外でライセンスを得て合法的に運営されているものでも、国内からアクセスして金を賭けるのは違法。 同社を巡っては23日にも、オンラインカジノでの常習賭博疑いで、バラエティー番組などを手がけていた社員の鈴木善貴容疑者(44)が逮捕されている。同課によると、山本アナウンサーは、「オンラインカジノについて鈴木容疑者と話すことがあった」と供述しているという。 書類送検容疑は昨年5~7月、海外のオンラインカジノサイト「ミスティーノ」に国内からスマートフォンでアクセスし、バカラ賭博をしたとしている。 山本アナウンサーはバラエティー番組「ぽかぽか」などを担当していたが、今月11日、フジテレビが過去にオンラインカジノを利用していたと発表。同社は書類送検を受け、「視聴者のみなさまにニュースなどをお伝えする立場にありながら違法行為を行っていたことを重く受け止めている。今後厳正に対処したい」としている。

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