改造ランボルギーニを「ペーパー車検」容疑 整備業者と愛好家を逮捕

法令で定められた整備を行わずに不正車検をしたとして、警視庁は、民間車検場代表の成田国造(80)=千葉県松戸市=、スポーツカー愛好家団体代表の会社役員山本伸一(55)=東京都板橋区=の両容疑者ら男6人を道路運送車両法違反(不正車検)容疑で逮捕し、26日に発表した。いずれも容疑を認めているという。 同庁は、不正改造したランボルギーニの車検を通すため、複数の男を介し、成田容疑者にペーパー車検を依頼したとみている。 交通執行課によると、民間車検場は千葉県松戸市の「松戸市モータースセンター」。逮捕容疑は共謀して昨年10月、山本容疑者のランボルギーニについて、法令で義務づけられた整備をしていないのに実施したとする虚偽の保安基準適合証を作成し、関東運輸局に提出して車検証の交付を受けたというもの。ランボルギーニには車体が点滅するライトや排気音が大きくなるマフラーが取りつけられており、通常の車検は通らない状態だった。

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