埼玉県警は29日、インターンシップを開催し、事件の発生後、容疑者を逮捕するまでの一連の流れを参加者が体験しました。 埼玉県警の刑事部捜査支援課がおこなったのは刑事の仕事が体験できるインターンシップです。 インターンシップは、会社事務所で経営者の男性が死亡している事件があり、事情を知るとみられる人物が逃走したという想定で行われました。 参加者らは捜査員と一緒に防犯カメラへの捜査から不審な車両を発見した上、画像の解析を行い、車のナンバーや車種を割り出すなどしました。 その後参加者らは逃走していた人物を確保し、その人物が乗っていた車内を捜索した上事件を解決するまでを体験しました。 参加者 「将来、こういうことを自分がするんだという気持ちがより深く持てました。刑事になりたいです」 埼玉県警 刑事部捜査支援課・中澤宏之課長 「就職活動を控えた学生たちに少しでも警察活動を実際に体験していただく事で理解をしていただく」 刑事部捜査支援課によるインターンシップは来月以降、4回開催される予定です。