広島市の小学校の教室で、女子児童を監禁し、わいせつな行為をしようとしたとして、38歳の教諭の男が逮捕されました。 わいせつ誘拐や監禁などの疑いで逮捕されたのは、広島市安佐南区に住む、広島市立小学校の教諭・中島健夫容疑者38歳です。 警察などによると、中島容疑者は今月27日の午前8時55分ごろから午前9時5分ごろまでの間、10歳未満の女子児童にわいせつ目的で「待っといて」と言い、無人の教室のイスに座らせ、手を目で覆うなどして監禁しました。そして、自身の下半身を露出し、わいせつな行為をしようとしましたが、女児が目を開けたため未遂に終わった疑いです。 調べに対し、中島容疑者は「おおまかあってます」と容疑を認めているということです。当時、女子児童以外の児童は授業で別の教室に移動しており、事件があった教室には、中島容疑者と女子児童の2人だけだったということで、警察が動機やほかに同様の被害がないか調べています。