日本大学・重量挙部の元監督の男が逮捕された詐欺事件で、元監督が別の年にも入部予定者から免除されるはずの学費をだまし取った疑いで再逮捕されたことがわかりました。 日本大学重量挙部の監督だった難波謙二容疑者（64）は2023年、入学・入部予定者4人の保護者から学費名目であわせて現金262万円をだまし取った疑いでさきほど再逮捕されました。 難波容疑者は、学費が免除される奨学生として入部予定者の保護者に「2年目以降に申請予定で1年目のみお支払いください」などと嘘の説明をして現金を振り込ませ、私的に利用していたとみられています。 難波容疑者は2022年にも、入部予定者4人の保護者から現金205万円をだまし取った疑いで6月10日に逮捕されていて、逮捕後の調べに「寄付金として保護者の了解を取り付けてもらったお金という認識で、私的に使用した寄付金は一切ない」などと容疑を否認していました。