高校3年の女子生徒（17）が高級腕時計2本（時価合計約950万円）を盗んだとして逮捕されました。 去年9月から10月までの間に北九州市小倉北区に住む63歳の知人男性の自宅を訪れ、ロレックス（時価約700万円）とカルティエ（時価約250万円）の腕時計を盗んだ疑いが持たれています。 窃盗（訪問盗）の疑いで逮捕されたのは、北九州市戸畑区居住で福岡県内の高校に通う3年の女子生徒（17）です。 17歳の女子生徒は去年9月初旬から10月18日ごろまでの間に北九州市小倉北区に住む63歳の知人男性の自宅に訪れ、収納棚の引き出しからロレックス（時価約700万円）とカルティエ（時価約250万円）の腕時計計2本を盗んだ疑いが持たれています。 警察によりますと、去年10月22日に腕時計2本がなくなっていることに気付いた63歳の男性が以前、自宅に訪れていた17歳の女子生徒になくなった腕時計についてメッセージを送信して訪ねたところ女子生徒から「（時計を）持って帰った」と返信があったため、被害届を提出して事件が発覚しました。 その後の捜査で警察が県内の質店とその周辺の防犯カメラの映像を調べた結果、17歳の女子生徒を含む複数人が腕時計を売却している様子を確認したということです。 取り調べに対し、17際の女子生徒は「1つの時計は腕につけたまま間違えて持って帰っただけです。もう1つの時計は私のものにするために盗みました」などと話し、容疑を一部否認しています。