福井のデジタル地域通貨「ふくいはぴコイン」をめぐり、複数の架空アカウントを作って、何度も抽選で当選し、ポイント28万円分をだまし取った敦賀市の40代の女が逮捕されました。 電子計算機使用詐欺などの疑いで逮捕されたのは、敦賀市野神のパート従業員竹中奈緒子容疑者(41)です。 警察の調べによりますと、竹中容疑者は、嶺南の神社や飲食店などを巡ってふくいはぴコインを集める「2024嶺南誘客キャンペーン」に、架空のアカウントを94回作って抽選に参加し、2024年10月から12月にかけて、90回以上当選して、獲得したポイント28万円分をだましとった疑いが持たれています。 県の職員から「1つのアカウントに収益が集中している」と警察に相談があり、ポイントの使用履歴などから犯行が明らかになったもので、調べに対し竹中容疑者は容疑を認めているということです。 警察では、ポイントをためるさい共犯者がいた可能性も含めて厳しく追及しています。