米連邦捜査局(FBI)が北朝鮮国籍の犯罪容疑者4人に対して公開手配し写真を公開した。 AP通信によると、FBIは1日、米ジョージア州北部検察庁から電信詐欺とマネーロンダリングで共謀した疑惑を受ける4人に対する逮捕状が発付されたと明らかにした。FBIは「彼らはいずれも北朝鮮国籍の20代の男で、2022年に米国企業から91万5000ドル相当の暗号資産を奪取した容疑がある。名前はキム・グァンジン(27)、カン・テボク(28)、チョン・ボンジュ(28)、チャン・ナミル(26)」と明らかにした。 米司法省も別途の報道資料を通じて彼らを起訴したと説明した。起訴状には「北朝鮮の男4人は旅行ビザの発給を受けてアラブ首長国連邦(UAE)に渡り活動した。2020~2021年に米アトランタに本社を置いたブロックチェーン企業に身分を偽って就職し、その後雇用主の信頼を得てアクセスできる権限を確保した後に犯行に及んだ」という内容が盛り込まれた。 FBIは「彼らに関連した情報提供をした人に最大500万ドルの報賞金を出す計画だ。彼らは英語を自由に駆使でき、現在はUAEあるいはラオスにいると推定される」と強調した。