「なぜ先生が?」の裏に「年間約100人懲戒処分」の現実 “盗撮教師”がはびこる教育現場の闇

教員による盗撮事件が大きな波紋を広げている。事件を受けて文部科学省は7月1日、教員の服務規律の確保を徹底し、性暴力に関する研修をはじめ必要な防止策を講じることを求める通知を出した。 しかし教員による性暴力は今回が初めてというわけではなく、文科省の通知だけで根本的な解決に向かうとは思えない。 ■文科相は「当該教員は名乗り出て」と呼びかけ 今回の事件は、6月24日に愛知県警少年課が名古屋市立小坂小の教員(42)と横浜市立本郷台小の教員(37)を性的姿態撮影処罰法違反容疑で逮捕したことで発覚した。女子児童の盗撮画像を交流サイト(SNS)のグループチャットで共有していたという。

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