街中でライオンに襲われる パキスタンでペットとして飼育

ラホール、パキスタン、7月7日 (AP) ― パキスタン北東部パンジャブ州ラホールで7月2日、ペットとして飼育されていたライオンが檻から逃げ出し、塀を越えて通りを歩いていた女性と2人の子どもを襲い、けがを負わせた。 ライオンはラホール市内の住宅地にある農家で飼われていたが、檻を抜け出して外に出たとされる。 襲われたのは女性と、5歳と7歳の子どもで、3人は顔や腕に負傷を負った。警察はライオンの飼い主を逮捕した。 ライオンは事件当日に農家へ戻されたが、その後、野生動物公園に移送されたという。 パキスタンでは一部の裕福な人々の間で、ライオンなどの珍しい動物を飼うことがステータスシンボルとされており、法的な規制や高額な維持費がかかるにもかかわらず飼育されている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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