自衛官の男を一時不停止の疑いで現行犯逮捕 パトカーの追跡から逃走…酒の匂いするも検査拒否

12日未明、福岡県飯塚市で、陸上自衛隊飯塚駐屯地に所属する自衛官の男が、車を運転中に一時停止をしなかったとして、現行犯逮捕されました。 男は、酒の臭いがしているものの、アルコール検査を拒否していて。 警察は飲酒運転の疑いも視野に捜査しています。 道路交通法違反(指定場所一時不停止)の疑いで現行犯逮捕されたのは、陸上自衛隊飯塚駐屯地に所属する自衛官の男(29)です。 警察によりますと、12日午前3時半ごろ、飯塚市本町の繁華街で、飲酒運転を警戒していた覆面パトカーが、駐車場から出てくる軽自動車を発見しました。 パトカーがしばらく追跡した後、停止を求めたところ、軽自動車は逃走し、1.8キロ先の路上で停車しました。 しかし運転していた男は、車から下りて走って逃走し、10mほど先で警察官に確保されました。 男から酒の臭いがしたため、アルコール検査を求めましたが男が拒否したため、警察は、飯塚市片島の交差点で、一時停止をしなかった疑いで現行犯逮捕しました。 警察の取り調べに対し男は、「私が一時停止を無視したことは間違いない」と容疑を認め、「追いかけてきた車がパトカーとはわからずに車との距離を守るために逃げた」と話しているということです。 また男は、現在も、アルコール検査を拒否しているということで、警察は飲酒運転の疑いについても引き続き捜査しています。 陸上自衛隊飯塚駐屯地は、「事実関係を確認中」だとしています。

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