当時１３歳の女子中学生に、酒の席で客の接待をさせたなどとして、宮城県石巻市で飲食店を経営する２０代の男女２人が逮捕・送検されました。 ７月１８日朝、送検されたのは石巻市立町２丁目の飲食店、「Ｎｏａｈ’ｓ（ノア）」を共同で経営する、遠西千晴容疑者（２８）と、及川健太容疑者（２９）です。 警察によりますと、２人は共謀し、２０２５年４月から５月にかけて、当時１３歳と知りながら中学生を従業員として雇用し、酒の席で客の接待をさせたり、この中学生に酒を提供した疑いなどが持たれています。 警察は「未成年を働かせている店がある」との情報を受け、５月下旬にこの飲食店を家宅捜索するなどして、捜査を進めていました。 警察の調べに対し、遠西容疑者は「１９歳だと認識していた」と容疑を一部否認し、及川容疑者は「おおむね合っている」と容疑を認めているということです。 警察は事件のいきさつや、売り上げた金の流れなどについて、詳しく調べを進めています。