小学校の教室で女子児童に下半身を露出したとして、広島市立小学校教諭の男（39）が不同意わいせつ未遂容疑などで逮捕された事件で、県警は18日、別の女児への不同意わいせつと性的姿態等撮影などの疑いで再逮捕し、発表した。「性的欲求を満たすためだった」と容疑を認めているという。 県警によると、再逮捕容疑は5月30日、10歳に満たない女児に「顔色が悪いけ、教室で休みんさい」とうそを言って無人の教室に誘い、教員用机の椅子に座らせた女児の目を手で覆った後、自分の下半身を出すなどしたというもの。その様子を動画で撮影した疑いも持たれている。 前回の逮捕後の捜査で、動画が見つかったという。 勤務先の小学校によると、保護者から「（男の指示で）児童が水泳の授業前に複数回、着替えの練習をさせられていた」との相談が寄せられているという。 ◇ 被害者側への配慮から、デジタル版では容疑者名を匿名としました。（小林晴香）