東京・池袋のすし店で従業員の男が同僚を殺害した疑いで逮捕された事件で、凶器の包丁のやいばが折れた状態で見つかり、強い殺意があったとみられることがわかりました。 石岡雅人容疑者(56)は25日、勤務する豊島区西池袋のすし店で、同僚の岩田知幸さん(32)の胸や腹などを刺し殺害した疑いが持たれていて、27日朝送検されました。 その後の取材で、犯行に使われた包丁は岩田さんのそばで見つかり、刃渡り30cmのやいばが包丁の柄から折れた状態だったことがわかりました。 石岡容疑者が強い殺意を持って刺したとみられます。 石岡容疑者は「関係がうまくいってなくて怒りが爆発した」と供述していて、警視庁は、事件当日にも2人の間にトラブルがあったとみて捜査しています。