兵庫県姫路市内の会社事務所で昨年6月、男性が同僚から暴行を受け死亡した事件で、兵庫県警に傷害の疑いで逮捕された会社員の男(27)=兵庫県明石市=について、神戸地検姫路支部は31日、傷害致死罪で起訴した。 起訴状などによると、男は2024年6月5日午後8時半ごろから同9時ごろまでの間、姫路市北原の建設会社事務所で、会社の後輩男性=当時(28)=の顔を複数回殴るなどの暴行を加え、同6日に急性硬膜下血腫で死亡させたとされる。 男は当初、警察の調べに対し「(男性が)会社敷地の階段から落ちた」と虚偽の説明をしていたが、その後、暴行を認めたため県警が同8日に傷害容疑で逮捕していた。