女優・広末涼子(45)の所属事務所が2日、公式サイトを通じて声明を発表。無断撮影や取材行為について注意喚起した。 1日付で「報道関係の皆さまへ」とし、7月30日に本人の同意なく写真撮影や執拗(しつよう)な追跡行為が行われていたと明らかにした。「当面の間、本人の行動を追いかけるような取材・撮影はお控えいただきますよう、報道関係の皆さまに心よりお願い申し上げます」と呼びかけた。 広末は今年4月7日午後、主演映画の撮影のため訪れていた奈良県から東京方面へ戻る途中、運転する乗用車が大型トレーラーに追突する事故を起こした。搬送された静岡・島田市内の病院で看護師に暴行を加えた。8日に傷害の疑いで静岡県警掛川署が逮捕。9日午後に留置されていた浜松西署から静岡地検に送検された。10日午前には危険運転致傷の疑いで、東京都内の自宅が家宅捜索を受け勾留決定。16日早朝に釈放された。16日の勾留解除後に都内の医療機関に入院。診断の結果「双極性感情障害および甲状腺機能亢進症」と診断されたことを公表し、「当面の間、広末はすべての芸能活動を休止し、心身の回復に専念いたします」と芸能活動の休止を発表した。 公式サイトの更新は病名発表以来となった。 発表された声明は下記の通り。 報道関係の皆さまへ いつも広末涼子へのご理解とご配慮を賜り、誠にありがとうございます。 このたび、7月30日に広末の外出中、意図しない形での写真撮影および取材行為があったことを確認しております。本人に確認したところ、当日いかなるメディアの取材にも一切応じておらず、事前・当日ともに同意もないまま、行動を追跡される状況が発生したことが分かりました。 現在、広末は医師の指導のもと通院を続けながら、心身の回復に努めております。精神的な安定のため、一人の時間を尊重し、静かな環境の中で療養している状況です。また、過去の事案に関しても、誠実に向き合い、真摯に対応を続けております。 このような状況下での執拗な追跡や無断撮影・取材行為は、本人の療養環境に悪影響を及ぼす懸念が大きく、精神的にも不安定にさせかねないものです。 今後の状況につきましては、必要に応じて弊社より正式にお知らせをさせていただきます。つきましては、当面の間、本人の行動を追いかけるような取材・撮影はお控えいただきますよう、報道関係の皆さまに心よりお願い申し上げます。 ご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 2025年8月1日 株式会社 R.H