老朽化マンションの大規模修繕、需要拡大で“争奪戦”に 居住者になりすまして業者選定に意見、億単位の積立金を管理会社が着服…トラブル続出の背景に業界の構造的な問題

国土交通省の調べによると、全国で約700万戸以上ある分譲マンションのうち、築40年以上は2023年末時点で約137万戸。そうした老朽化マンションは10年後に2倍、20年後には3.4倍に増える見通しだ。そんな老朽化マンションの大規模修繕の市場も拡大する見込みで、分譲マンションの共用部修繕工事の市場規模は2030年に約8200億円に上ると予測される(矢野経済研究所調べ)。

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