DVで逮捕のリチャードソン 被害者の恋人が擁護「逮捕されるべきだったとは思わない」

陸上女子100メートルの世界選手権女王シャカリ・リチャードソン(25=米国)が1日、ドメスティックバイオレンス(DV)で逮捕されたことについて、渦中の恋人が心境を語った。 複数の米国メディアによると、リチャードソンは7月末、シアトルの空港で交際相手で19年世界選手権男子100メートル優勝のクリスチャン・コールマン(29)と口論となり、突き飛ばすなどして4級家庭内暴力犯罪で逮捕された。留置所に18時間以上勾留され、翌日に釈放された。 一方で、英国メディア「デーリー・メール」によると、コールマンはオレゴン州で開催された全米選手権に出場した後、「私個人としては、全体的に不運な状況だったと感じている。彼女は逮捕されるべきだったとは思わない」とリチャードソンは留置所で一晩過ごすに値しないと語った。 「私は恵みと慈悲と愛を与える仕事をしているタイプだ。僕に影響はなかった。彼女は人間的にも素晴らしい人だし、この1年、本当にいいチームメイトでいられたと感じている。僕たちはただ、圧倒的な個性を持つ2人なんだ。僕にとって、彼女は世界最高の女性アスリートなんだ」と擁護した。

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