【速報】滋賀県警が“直接謝罪”へ 患者死亡をめぐり 冤罪で12年間服役の女性に

入院患者を殺害したとして12年間服役したものの、再審=やり直しの裁判で無罪が確定した西山美香さん(45)に対し、捜査を行った滋賀県警が直接謝罪することがわかりました。 西山さんは、再審で事件の存在そのものが否定され、無罪を言い渡され、その後確定しましたが、滋賀県警や検察は当時の捜査に問題がなかったとする姿勢を一貫して崩さないことから、捜査機関の責任を追及する民事裁判を起こし、大津地裁は先月、滋賀県警の捜査の違法性を認定しました。 この判決ついて、滋賀県警トップの池内久晃本部長は「今後の捜査活動において、二度と今回のようなことが起こらないよう、引き続き緻密かつ適正な捜査に取り組んで参ります」などと話し、控訴を断念すると明らかにしています。 こうしたなか、滋賀県警があさって=7日の午前11時から、西山さんに直接謝罪を行うことが、西山さんの弁護団への取材でわかりました。 2004年に逮捕されてから21年、再審で無罪が確定してから5年が経過し、ようやく直接の謝罪が実現することになります。

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