ニュースワード「大川原化工機事件」

大川原化工機事件 警視庁公安部が2020年3~5月、軍事転用可能な噴霧乾燥機を不正輸出したとして、機械メーカー「大川原化工機」の社長ら3人を2度逮捕した事件。3人は起訴されたが、初公判直前の21年7月に東京地検が起訴を取り消した。 同社顧問だった相嶋静夫さんは勾留中に胃がんが判明し、起訴取り消し前に72歳で亡くなった。東京高裁判決は公安部の捜査について「犯罪の嫌疑の成立に係る判断に基本的な問題があった」と認定し、都と国に計約1億6600万円の賠償を命じた。

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