去年6月、北海道北見市で、不正に入手した他人のクレジットカードを注文したピザなどの支払いに使ったとして、31歳の男が逮捕されました。 電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは、北見市の会社員、橋本雅志容疑者31歳です。 橋本容疑者は、去年6月、不正に入手した他人名義のクレジットカード情報をインターネットの注文サイトに入力して、ピザやドリンク、ナゲットなど計14点(販売価格計3万3540円)の支払いに使った疑いが持たれています。 警察によりますと、身に覚えのない出費に気づいたカードの名義人がピザ店に問い合わせ、ピザ店が「カードの名義人ではない人からの注文を受けた」と警察に通報しました。 警察は、ピザなどの配達先の履歴から橋本容疑者を特定し、裏付け捜査を進め12日逮捕しました。 橋本容疑者は自宅で1人でピザなどを飲食したとみられますが、クレジットカードの情報は、SNSで知り合った第三者から不正に入手していたということです。 取り調べに対し、橋本容疑者は容疑を認めているということで、警察は動機や、クレジットカード情報を提供した人物について調べをすすめています。