韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の妻・金建希(キム・ゴンヒ)容疑者をめぐり、ロボット犬の導入を巡る新たな疑惑が浮上しています。 金容疑者は12日、海外事業を支援する見返りに、旧統一教会から高級ブランドバッグを受け取った疑いなどで逮捕されています。 韓国メディアによりますと、大統領府が2022年に導入した「警護用ロボット犬」の契約の見返りに、日本円で約500万円相当のスイスの高級時計を受け取った疑いがあるということです。 この時計を購入・提供したとされる実業家の男性は、「金容疑者に頼まれて購入した。大統領夫人割引が適用されて購入した」と証言しています。 こうした中、韓国の特別検察官は13日、金容疑者の疑惑に関して、野党「国民の力」党本部を家宅捜索したと明らかにしました。