暴力団取材のプロである溝口敦氏、鈴木智彦氏が「ヤクザと仕事」を語り合う 三代目山口組の田岡一雄組長は「正業を持て」の考えだった

2015年8月の山口組分裂抗争の勃発からちょうど10年。今年4月には抗争の「終結宣言」が出されたが、そうして暴力団が絡んだ抗争事件や経済事件などがよく報じられる一方、そもそも彼らがどのように稼いで生活しているのかという情報は少ない。長年暴力団取材を行ってきたノンフィクション作家の溝口敦氏、フリーライターの鈴木智彦氏が「職業としてのヤクザ」について語り合うなかで、「働かないで食うという、そこに彼らは価値を見出しているわけだよね」と溝口氏が水を向け、鈴木氏がそれに応じていく。(溝口敦/鈴木智彦・著『職業としてのヤクザ』より一部抜粋・再構成。肩書きは2021年4月の出版当時のもの)

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