都内で現金受け渡しか 会津若松・パチンコ店強盗、容疑の2人から回収役に

福島県会津若松市一箕町のパチンコ店「ビックつばめ会津若松店」で現金約2800万円が奪われた事件で、奪われた現金が、東京都内の駅で回収役へと渡ったとみられることが18日、捜査関係者への取材で分かった。県警は詳しい経緯などを調べている。 事件を巡っては、会津若松署が強盗の疑いで自称桑折町、専門学校生の男(19)と宮城県多賀城市、アルバイト従業員の男(21)を逮捕した。19歳男が現金を奪った実行役で、21歳男が運転手役だった。 2人は現金を奪った後、関東方面に向かい、都内の駅で現金を渡したとみられる。その後、東北方面に引き返し、19歳男はいわき市、21歳男は自宅でそれぞれ発見された。 事件には複数人が関わったとみられる。県警は、闇バイトでメンバーを募った「匿名・流動型犯罪グループ」(通称・トクリュウ)が事件に関与したとみて、実態解明を進めている。

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