国のIT導入補助金350万円を不正受給 大分市の会社役員ら2人を詐欺容疑で逮捕

国のIT導入補助金制度を悪用し、補助金350万円をだまし取ったとして、大分市の会社役員ら2人が詐欺の疑いで逮捕されました。 (渡辺キャスター)「逮捕された男の会社が登記されているビルです。中小企業を支援する仕組みを巧みに使って国の補助金をだましとりました」 詐欺の疑いで逮捕されたのは、大分市のIT導入支援会社役員の福田恭司容疑者(39)と、大分市西大道の中島芳徳容疑者(38)です。 警察によりますと、福田容疑者らは共謀し、中小企業のIT化を支援する国の補助金制度を悪用。申請要件を満たしているかのように装い、補助金350万円を不正に受け取った疑いが持たれています。 また、日出町の自営業の男性(53)も関与したとみられ、任意で取り調べを受けています。 警察は、福田容疑者と中島容疑者が同様の手口で他にも不正受給を繰り返していた可能性があるとみて、余罪についても調べを進めています。 IT導入補助金制度をめぐっては、全国で同様の不正受給が相次ぎ、問題となっています。

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