同性愛者装いガス点検の男性の尻触った疑い 「動画再生回数のため」

同性愛者を装って、ガス設備点検で自宅を訪れた男性の尻を触ったなどとして、大阪府警は22日、大阪市北区の飲食店経営の男(44)を不同意わいせつ容疑で逮捕したと発表した。 府警によると、男のこうした行為について、大阪地検が偽計業務妨害と威力業務妨害の両罪で起訴したという。 男は、男性の体を触る様子などを自ら撮影した動画を複数のSNSに投稿していたといい、逮捕時に「面白い動画が撮れそうだと考えた。再生回数を伸ばすためだった」などと述べたという。 天満署によると、男は7月8日、ガス設備の点検のために自宅を訪れた30代の男性会社員に「俺ゲイやねん」などとうそを言い、男性の尻を触ったり、股間にペットボトルを押しつけようとしたりしたとする不同意わいせつ容疑で、同28日に逮捕された。 一方、地検は点検作業が男の言動によって妨害されたとみなし、うそを言ったことについては偽計業務妨害罪、体を触ったことについては威力業務妨害罪に当たると判断したとみられ、8月15日に起訴したという。 事件は、男が投稿していた動画に気付いた被害者の男性が署に相談して発覚した。動画はすでに削除されているという。(仙道洸)

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