「悲しみに暮れ混乱した状態が続いている」遺族が心境つづる 殺人の疑いで男逮捕 神戸女性刺殺事件

神戸市中央区のマンションで、住人の女性をナイフで刺して殺害したとして男が逮捕された事件で、先ほど遺族が「悲しみに暮れ、混乱した状態が続いている」とコメントを発表しました。 殺人の疑いで逮捕された会社員の谷本将志容疑者は、20日、神戸市中央区のマンションで、住人の片山恵さんの胸などをナイフで複数回刺し、殺害した疑いがもたれています。 谷本容疑者の逮捕を受けて、片山さんの遺族が先ほどコメントを発表しました。「犯人が逮捕されたと聞き、ひとまず安堵しています。懸命な捜査に感謝いたします。家族一同、悲しみに暮れ、混乱した状態が続いていますが、せめて安らかに送り出したいとの思いでおります」などと心境をつづっています。 谷本容疑者は22日、東京・奥多摩町に1人でいたところを確保されていますが、捜査関係者への取材で、犯行後すぐに新神戸駅に移動し、1時間以内に新幹線に乗り込んで東京方面へ向かっていたことがわかりました。 かつて、谷本容疑者と共に同じ会社で働いていたという人は。 谷本容疑者の元同僚 「(谷本容疑者は)いたって真面目ですよ。別に変った子というタイプでもない。人に合わせるタイプ。プライベートでも、一緒にご飯を食べたり一緒にバッティングセンターに行ったり」 谷本容疑者は、調べに対し、「殺意を持っていたかはわかりません」などと、容疑を一部否認しています。警察は谷本容疑者と片山さんの関係や犯行の動機などについて詳しく調べています。

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