横浜市の機械製造会社「大川原化工機」を巡る警視庁や東京地検による冤罪(えんざい)事件で、警視庁の鎌田徹郎副総監と検察幹部が8月25日、保釈が認められず被告の立場のまま亡くなった大川原化工機の元顧問・相嶋静夫さんの妻や息子たちに直接謝罪しました。 鎌田副総監は横浜市内の霊園を訪れ「相嶋静夫さまに対する違法な捜査・逮捕を行ったことについて、深くおわび申し上げます」と謝罪しました。これに対し、相嶋さんの妻は「謝罪は受け入れるが許すことはできません」と語りました。また、息子たちは警視庁などの検証結果について「都合の悪い事実に触れていない。第三者の関与がなく、結果は信頼できない」と述べ、再検証を求めました。