神戸女性刺殺 3年前にも別の女性に5カ月つきまとい首絞める 地裁が執行猶予判決

神戸市中央区のマンションで女性会社員(24)が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された谷本将志容疑者(35)が3年前にも、神戸市内の別の女性のオートロック式のマンションに侵入するなど約5カ月つきまとったほか、女性の首を絞めるなどして起訴され、執行猶予のついた有罪判決を受けていたことが26日、裁判記録からわかった。 当時の起訴状などによると谷本容疑者は令和4年1月1日から16日までの間に神戸市内の女性のマンションにこの女性がオートロックを解除して入るのに合わせて侵入し、エレベーター内で女性を撮影するなどしてつきまとうなどのストーカー行為を行ったとしている。 また、同年5月27日午後7時50分ごろにはこの女性の部屋に入り首を絞めるなどして全治3週間のけがをさせたなどとしている。 谷本容疑者は今回の事件でも被害女性の勤務先の会社付近を、退勤前からうろついていたことがわかっている。谷本容疑者は被害者について「全く知らない人です」と供述。事件の3日前から被害者の勤務先のすぐ近くのホテルに宿泊しており、兵庫県警は襲撃する女性を物色していた疑いもあるとみて、犯行前の足取りや計画性を詳しく調べる。

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