北九州殺傷事件 容疑者の2回目鑑定留置、再延長 9月16日まで

北九州市小倉南区のファストフード店で昨年12月、中学3年生の男女2人が刺され死傷した事件で、福岡地検小倉支部は26日、殺人容疑などで逮捕された同市の無職平原(ひらばる)政徳容疑者(44)の2回目の鑑定留置の期限が、8月29日から9月16日に延長されたと明らかにした。 期限の延長は2回目。同支部が裁判所に請求し、26日に決まった。同支部は「更に鑑定に時間を要するため」と理由を説明している。 平原容疑者の鑑定留置をめぐっては、1月16日から約3カ月間かけて1回目が実施された後、4月16日から2回目が始まった。当初7月15日だった期限が8月29日に延長されていた。 事件は昨年12月14日午後8時25分ごろ、同区徳力1丁目の「マクドナルド322徳力店」で発生。レジに並んでいた男子生徒が腰付近を刃物で刺され全治1カ月のけがを負い、女子生徒が腹部を刺され死亡した。平原容疑者は男子生徒に対する殺人未遂容疑、女子生徒に対する殺人容疑で逮捕・送検された。(田中久稔)

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