7月の参議院選挙に自民党の比例代表として立候補した、阿部恭久氏を当選させようと、従業員に投票を促し、その見返りに現金を手渡す約束をしたとして、パチンコ店を運営する株式会社デルパラの社長ら6人が警視庁に逮捕されたことがわかりました。 公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは、パチンコ店を運営する「デルパラ」の社長山本昌範こと李昌範容疑者や、営業本部長の湯浅一行容疑者ら6人です。 捜査関係者によりますと李容疑者らは2025年7月、自民党の比例代表として立候補した、阿部恭久氏を当選させようと、従業員ら60人に投票を促し、その見返りに現金4000円や3000円を手渡す約束をした疑いがもたれています。 阿部氏は、参院選では落選していましたが、パチンコ業界の関係者とみられ、こうした背景から李容疑者らが、便宜を図った可能性もあるとみて警視庁が詳しく調べています。