フィリピンでの事業名目などで出資金詐取疑い 金融関連会社の実質的経営者ら3人を再逮捕 約460億円を集めたか 警視庁

国に無登録でフィリピンにある会社の社債の購入を勧め出資金を不正に集めたとして男女9人が逮捕された事件で、実質的経営者の男ら3人が詐欺の疑いで再逮捕されました。 再逮捕されたのは、フィリピン共和国の金融関連会社の実質的経営者・須見一容疑者(45)ら男女3人です。 3人は、男性4人に「フィリピンの事業が数百億円規模の利益を上げている」などとウソの話で外国社債を購入させ、現金7300万円をだまし取った疑いがもたれています。 警視庁によりますと、3人は出資者に対し「出資すれば年利10%から15%が得られる」などとうたい社債の購入を募っていました。 さらに、出資事業を見学する名目でフィリピンへのツアーを行い、雇ったエキストラに従業員を装わせ実態のない事務所に派遣するなどし、出資者を信じ込ませていたということです。 警視庁は、須見容疑者らが全国の5500人ほどからおよそ460億円を集め、集めた金の一部で高級バッグや腕時計などを購入していたとみて、調べています。

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