当別町のリサイクル工場から電動工具が盗まれた窃盗事件。警察に逮捕されたのは元従業員の男でした。 窃盗の疑いで逮捕・送検されたのは、北広島市の会社員、宮沢知容疑者(43)です。宮沢容疑者は4月、当時勤務していた当別町のリサイクル工場から2つの電動工具、合わせておよそ6万円相当を盗んだ疑いが持たれています。 被害にあった会社の従業員) 「電動インパクトと呼ばれるもので、大きいものから小さいものまであるが、大きいものを盗られた」。 被害にあった会社によりますと、宮沢容疑者は機械の点検や修理を行う整備士として働いていましたが、電動工具を持ち出したおよそ1週間後に会社を辞めたということです。 工場の防犯カメラには、宮沢容疑者とみられる男が電動工具のようなものを持ち、立ち去る姿が映っていました。 大事な工具が盗まれる事態に、従業員は憤りを隠せません。 被害にあった会社の従業員) 「技術屋としては、ずっと手に握っている相棒なわけで、そういうことで(盗んで)得た工具で、自分的に許せるのかなという思いはあります」 警察の調べに対し宮沢容疑者は容疑を認めていて、警察は余罪も含め犯行の動機などについて詳しく調べています。