神戸市で女性を殺害したとして逮捕された男が、「路上で歩く女性を見つけて、好みのタイプと思って後をつけた」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材でわかりました。 谷本将志容疑者(35)は今月20日夜、会社員の片山恵さん(24)が神戸市のマンションに帰宅した際、エレベーター内で胸などを刺し、殺害した疑いが持たれています。 捜査関係者への取材で、谷本容疑者は18日朝に勤務先付近を歩く片山さんを見つけたと説明していることが新たにわかりました。 「好みのタイプの女性と思って後をつけて、勤務先のビルに入るのを確認した」という趣旨の供述をしているということです。 さらに「仕事が終わる時間帯に勤務先付近で待ったり、朝に出勤してくるのを見ていた」などとも説明しているということです。 警察は谷本容疑者が片山さんを一方的に狙ったとみて詳しい経緯を調べています。