政治家の資質として「話にならない」学歴詐称疑惑の伊東市長を若狭勝弁護士が批判

元東京地検特捜部副部長で、元衆院議員の若狭勝弁護士が2日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。議会からの不信任決議案が1日、全会一致で可決され、地方自治法違反の疑いで刑事告発もされた田久保真紀伊東市長の今後について、「ゼロベースの選挙」の可能性も示唆した。 若狭氏は、「市議会だけ解散させると非常に反論はすごいので、『市議会も解散するけど、自分も辞めます。ゼロベースで選挙をやりましょう』という選択肢は、むしろ自分への批判を避けるためにもあり得ると思います」とした。 公職選挙法違反の疑いに問われた場合、刑事告発された市長の有罪が確定すると、選挙への出馬はできない。ただし、逮捕や書類送検、不起訴、裁判中、無罪なら出馬は可能となる。 今回の注目は、田久保市長の東洋大の卒業証書。若狭氏は法律上、「偽造された私文書だという認識がなければ、偽造私文書行使罪に問われない」としながらも、「卒業しているかどうかというのは、自分のことですから。政治家の資質としてそんなことも分からないというのは、話にならない」と手厳しい。「常識的に考えて、卒業してないというのは自ら認識していただろうという推測が働くんです」とも語っていた。

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