8月中旬、北海道深川市の路上で、偽造した運転免許証を警察官に提示したなどとして、54歳の会社員の男が逮捕されました。 偽造有印公文書行使及び道路交通法違反(無免許運転)の疑いで逮捕されたのは、深川市2条の会社員、本間康裕容疑者(54)です。 本間容疑者は、8月16日午後4時前、深川市一巳町付近の道路で、無免許運転をした上、免許証の提示を求められた際、警察官に対して偽造した運転免許証を提示した疑いが持たれています。 通りかかった人から「車の窓からごみを投げた」と不審車両に関する通報があり、警察が付近を捜索したところ、特徴が当てはまる車両が見つかりました。 停車させて運転免許証の提示を求めると、本間容疑者から運転免許証を見せられましたが、照会しても情報がなかったということです。 警察は、本間容疑者が運転免許証を偽造した疑いがあるとして捜査をすすめ、約2週間後の9月3日午前、本間容疑者を逮捕しました。 警察の調べに対し、本間容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。 警察によりますと、本間容疑者は10年ほど前に運転免許を取り消されていて無免許で、警察は、本間容疑者が偽の運転免許証を作成した時期について調べをすすめていて、本間容疑者が無免許運転を繰り返していた可能性もあるとみて捜査しています。