兵庫・神戸市で24歳の女性を殺害した疑いで逮捕された男について、検察が責任能力の有無を調べる鑑定留置を始めました。 谷本将志容疑者(35)は8月、神戸市のマンションで女性(24)をナイフで複数回刺し殺害した疑いが持たれています。 谷本容疑者は「事件の2日前に路上を歩く女性を見つけた」という趣旨の供述をしていることなどから、2人に面識は無かったとみられ殺意は否認しています。 こうした中、事件当時の精神状態を調べるため、神戸地方検察庁が谷本容疑者の鑑定留置を8日から始めました。 検察は、この結果を踏まえて刑事責任能力の有無を判断するものとみられます。