福岡から下関までニセの乗車券で高速バス利用 大学生の男を現行犯逮捕 バス会社はこれまでに数回被害 警察がバス停で待ち構える 山口

福岡から山口県の下関までニセの乗車券で高速バスに乗ったとして、兵庫県の大学生の男が11日、逮捕されました。 偽造有価証券行使と詐欺未遂の現行犯で逮捕されたのは、兵庫県三田市の19歳の大学生の男です。 下関警察署によりますと男は11日、福岡市中央区から高速バスに乗り、午後10時半すぎに下関駅のバス停で降りる際、ニセの乗車券を出して運賃の支払いを免れようとしたということです。 運行する山口県内のバス会社が、到着前の午後9時20分ごろに「以前にも偽造の乗車券を使ったと思われる人が乗車した」と警察に通報し、待ち構えていた警察がバス停で降りた男の犯行を確認し、現行犯逮捕しました。 調べに対し男は「運賃箱にニセの乗車券を入れた」と認めているということです。 バス会社はこれまでにも数回、ニセ乗車券を使われて警察に被害の相談をしていたということです。 男が使ったニセ乗車券はカラーコピーされたようなものだということで、警察は犯行の動機や余罪についてさらに詳しく調べています。 男は下関に実家があり、帰省中だったと説明しているということです。

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