大統領の「呪殺」試み、男2人に懲役2年 ザンビア

【AFP=時事】ザンビアの裁判所は15日、呪術を使ってハカインデ・ヒチレマ大統領を殺害しようとした罪で、2人の男に懲役2年の判決を言い渡した。 モザンビーク国籍のジャステン・マブレセ・カンドゥンデ被告とザンビアの村長レオナルド・フィリ被告は、生きたカメレオンを含む呪術に使われる道具を所持していたとして、昨年12月に逮捕された。 警察によると、2人は呪術を使ってヒチレマ大統領に危害を加える計画を立てており、呪術に関する知識の告白と呪術に使われる道具の所持の罪で起訴された。 首都ルサカのファイン・マヤンブ判事は15日の判決言い渡しで、「犯行の動機は国家元首(大統領)の殺害だった」「被告らは国家元首の敵であるだけでなく、ザンビア国民全体の敵でもある」と述べた。 検察によると、被告2人の雇い主は、強盗、殺人未遂、逃走の罪で公判中の野党議員「ジェイジェイ」ことエマニュエル・バンダ被告の兄弟だという。【翻訳編集】 AFPBB News

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