韓国世論調査会社のリアルメーターが15日発表した2025年9月第2週の世論調査によると、李在明(イ・ジェミョン)大統領の支持率は54.5%で、前週比1.5ポイント下落した。不支持率は1.9ポイント上昇の41.1%だった。 支持率の下落についてリアルメーターは、政治資金法違反の容疑がかけられている最大野党「国民の力」の権性東(クォン・ソンドン)議員に対する逮捕同意案可決をはじめとする与野党間の対立が影響したと分析した。 地域別では、3.3ポイント上昇した釜山市・蔚山市・慶尚南道(54.6%)以外の全てで下落した。革新派の支持層が厚い光州市・全羅道でも2.0ポイント下落した。年代別では20代(39.8%)が4.2ポイント、40代(66.3%)は2.3ポイント、それぞれ下落した。 調査は8~12日に全国の18歳以上2,515人を対象に行われた。 ■与党支持率0.3P下落 支持政党の調査(11~12日、18歳以上1,001人対象)では、与党「共に民主党」が44.3%で0.3ポイント下落。国民の力は0.2ポイント上昇の36.4%で、両党の支持率の差は前週の8.4ポイントから7.9ポイントに縮んだ。