イチロー氏 今年2月に自宅侵入被害 弓子夫人が催涙スプレーかけられるもドア押さえて侵入阻止

今年1月にアジア出身選手として初めて米国野球殿堂入りしたイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が今年2月9日に米シアトルの自宅で強盗被害に遭っていたとAP通信が15日(日本時間16日)に報じた。 今年に入ってシアトル在住の著名人らが立て続けに強盗被害に遭い、パトリック・メゾネット容疑者(29歳)が8月21日に別の窃盗事件に関与したとして自宅で逮捕された。メゾネット容疑者は複数の罪状について無罪を主張しているという。 被害に遭ったのはマリナーズのルイス・カスティジョ投手(2月7日、3月28日)、ドジャースのブレーク・スネル投手(3月24、25日)、元NFLシーホークスのリチャード・シャーマン氏(3月30日)ら多くの著名人が含まれ、10件の住宅侵入や強盗被害があったという。 その中でメゾネット容疑者が2月9日にはイチロー氏の自宅に侵入。裁判書類によると、当日は弓子夫人が寝室におり、同容疑者は弓子夫人が抵抗する中、寝室のドアを無理やり開けようとし、ドアの隙間から催涙スプレーを吹きかけたという。警察によると、弓子夫人がドアを押さえて侵入を阻止し、犯人は部屋に入ることができなかった。 ドジャース・スネルは7万5000ドル相当(約1100万円)の高級腕時計「ロレックス」を2個を盗まれたという。 米国内ではプロアスリートが遠征中に高級品を目当てに自宅に侵入される事件が多発。米連邦捜査局(FBI)は各プロスポーツ団体に警告を発している。今年7月には遠征中だったドジャース・山本由伸投手のロサンゼルス市内の自宅に強盗が窓ガラスを割って侵入。同じくロサンゼルス在住の「X JAPAN」のYOSHIKIも被害に遭ったことを告白していた。

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