「警察官」かたりSNSで「ニセ逮捕状」送りつけ2511万円詐取か 北九州市の30

北九州市に住む30代の男性が、警察官をかたる男らに2500万円あまりを騙し取られたことが分かり、警察が詐欺の疑いで捜査しています。 警察が公開したニセの「逮捕状」には男性の本名が「被疑者」として記載されていました。 警察によりますと9月8日、北九州市小倉南区の30代の男性の携帯電話に、愛知県警の警察官をかたる男から、「資金洗浄事件の犯人宅を家宅捜索したところ、あなたの銀行カードが出てきた」などと電話がありました。 男らはSNSでニセの逮捕状などを示し、「あなたの全財産を調査する必要がある」などと言って騙し、7回にわたってあわせて2511万円を、毎回違う名義の口座に振り込ませました。 男性はその後、男たちと連絡が取れなくなり、弁護士に相談して事件が発覚しました。 警察は「警察官がSNSで事件の内容を伝えることはない」と注意を呼び掛けていて、詐欺事件として捜査しています。

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