空席となっていた藤岡市の副市長に田中政文教育長の就任が議会で可決されました。 藤岡市の副市長を巡っては、前の副市長の塚本英夫被告が官製談合防止法違反などの疑いで逮捕・起訴され解職されたあと、約4ヶ月間、空席となっています。 19日最終日を迎えた藤岡市の議会定例会で、新井市長が副市長の選任について議案提案し市の田中政文教育長(69)の就任が可決されました。 田中さんは、1979年に埼玉大学を卒業後、藤岡市などの小中学校に勤務。その後、市教育委員会の副部長などを歴任し、2012年から教育長を務めています。新井市長は「26年の行政経験があり教育分野を含めた街づくりを進める中で大きな力を発揮するだろう」と説明しました。 また、新たに教育長に就任するのは、県教育振興会で理事を務める岸正博さん(75)です。岸さんは、1972年に國學院大学を卒業後、県内の小中学校などに勤務。その後、市の教育研究所の所長などを歴任しています。