事件発覚のきっかけは交番に花火が投げ込まれたことでした。9月1日の未明、 熊本市西区の県道でオートバイやバイク2台で蛇行運転などの暴走行為をした疑いで 男子高校生2人が逮捕されました。 【前田美沙希記者リポート】 「警察から追跡されていた高校生たちは片側2車線の県道を蛇行運転するなどし、 逃走したということです」 逮捕されたのは熊本市に住む高校3年生と1年生の男子生徒2人です。 警察によりますと、2人はオートバイとバイクをそれぞれ運転し、9月1日の午前2時40分ごろ、熊本市西区上代の県道で蛇行運転や広がり走行などの暴走行為をした上、信号無視で交差点を進行するなどした疑いが持たれています。 事件当日、近くの交番に花火が投げ込まれる事案が発生しました。 駆け付けた警察が2人乗りで走行する不審なオートバイとバイク2台を発見し、追跡。 暴走行為をしながら逃走したため、防犯カメラの映像を調べるなどして2人を特定し、18日までに逮捕しました。 2人は調べに対し「警察に捕まりたくなかった」と供述し、容疑を認めていて、 高校1年生の生徒は運転免許も持っていなかったということです。 警察は交番に花火が投げ込まれた事案についても高校生らが関与した可能性があるとみて威力業務妨害などの疑いも視野に捜査しています。