詐欺の被害に遭ったのは郡山市に住む女性(30代)です。 警察によりますと女性の携帯電話に知らない番号から電話があり「カードの不正利用でお伝えしたいことがある」と自動音声で伝えられたということです。 その後、カード会社を名乗る人物に電話がつながり「北海道であなたのクレジットカードが不正利用されている可能性がある。このまま北海道警察に電話をつなぐので被害届を出してほしい」と言われました。 すると今度は北海道警察の警察官を名乗る人物に電話がつながり、女性はその人物とSNSでやりとりをするようになったということです。 そのなかでは「北海道警察で逮捕している犯人が、共犯者としてあなたの名前を出している。あなたの口座にあるお金が不正なお金かどうか確認するので、指定する口座にお金を振り込んで欲しい」と指示をされ、話を信じた女性は指定された口座に12回に渡ってお金を振り込み、計1494万円をだましとられたということです。 警察は、 ○警察官が電話やSNSを使用して金銭を要求することは絶対にない ○非対面の相手から金銭の要求があった場合には、すぐに詐欺を疑うこと ○金銭を要求されるなどの不審な電話があった場合には、直ちに家族や警察等に相談すること を呼びかけています。